小学校高学年から中学生までのいわゆるジュニアマーケットが活況を呈している。彼女たちのファッションヘのこだわりは大人顔負けだ。主要百貨店のバイヤーによれば、ジユニアたちの購入単価は大人にひけをとらず、まとめ買いも多いという。ファッション誌やロコミで情報を収集し、化粧やヘアスタイルにも強い関心を示すジュニアたちはこれまでにないまったく新しい消費者だ。ジュニアマーケットを盛り上げている要素は、3つある。1つは、母親の存在だ。バブル時代に青春時代を謳歌した母親たちは、いまでもファッションには敏感で意欲的だ。娘のオシャレや化粧にも寛大で、積極的に奨励する母親も少なくない。現在のジュニア世代が「バブルジュニア」とも呼ばれるのは、母親たちのバブル時代の消費体験が子供の志向に強い影響を与えているからである。