本人の生来の性格傾向と相まって受験オタクを作り出す

2010-12-09

優等生が陥りやすい性格傾向といったものが確かにあるようである。実際、現場の先生の話でも、優等生といっても大きく分けて二通りあって、人望があり、みんなから慕われて、リーダーシップを発揮してクラス全体を盛り上げてくれる手と、その逆に、人の足を引っ張って自己の優越性を示すことにのみ生きがいを感じているようなハナつまみの子とがいる、ということである。それはともかく、優等生、あるいは優等生を目指して日夜頑張っている子どもの中に、受験勉強に過剰に適応してしまって、「受験の罠」に陥り、知らず知らずのうちに性格傾向を肥大化させてしまうケースが目立ってきていることは否定できないであろう。「受験の罠」とは、「知性脳」が常に興奮し「情動脳」「生命脳」が抑制される状態が長く続いて、いわば固定化してしまった状態を指す。これが本人の生来の性格傾向と相まって受験オタクを作り出すのである。進学塾には「あいつ、タクってるよ」と言われるへんに大人びたというかちょっと変わった子が必ずいるものである。

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