バストがふくらんでいるのには、理由があります。そのふくらみの内部には、赤ちゃんに母乳を与えるための機能がぎっしり詰まっています。その不思議な内部構造をのぞいてみましょう。乳房は大まかに分けると、母乳の出口である乳頭部分、母乳をつくる乳腺、乳腺をおおっている皮下脂肪、それらを下から支える筋肉(胸筋)と骨格(胸郭)によって構成されていています。乳腺は母乳(乳汁)を分泌する腺組織です。試しに自分の乳房を触ってみてください。ちょっとコリコリした筋のような部分がいくつかあるでしょう。これが乳腺で、ぶどうの房のような形をしています。乳腺はひとつの乳房に15〜25個くらいついていて、ここから乳汁が分泌されます。それぞれの乳腺から分泌された乳汁は植物の茎のような乳管を通り、乳頭に束になって集められます。そして乳頭のすぐ近くにある乳管洞に蓄えられ、赤ちゃんが乳房に吸いつくと、すぐに乳汁が出るようになっているのです。乳腺は脂肪とともに、バストのふくらみに大きく影響する部分でもあります。