四季の変化を二十四通りのことばで昔から伝わる年中行事や、四季折々の風物について書かれたものを歳時記といいます。そうした本では、行事などの説明に「旧暦」や「二十四節気」ということばがよく使われています。この「旧暦」とは、明治時代までの昔の日本で使っていた暦のことで、中国で使われていた太陰暦(月の満ち欠けにもとづいて月日を決める)をもとにしてつくられた暦です。現在私たちが使っている暦は、太陽と地球の運行をもとにしている太陽暦(グレゴリオ暦)で、旧暦と区別するために「新暦」と呼んでいます。太陰暦は、太陽の位置と関係なく、およそ二十九日周期の月の満ち欠けで暦を決めるので、暦と実際の季節との間にずれが生じてしまうものでした。
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