Q3系の脂肪酸はインスリンの感受性を良くする

2011-12-22

インスリン抵抗性を改善するには適度な運動が一番だというが、EPAが血中のインスリンを減らすのに役立つことは臨床試験で確認されている。これはインスリン抵抗性の患者さんではなく、ふつうの人を対象に行なった試験だが、七五グラムのブドウ糖を飲んでもらって、EPAを摂取したときとしないときの二〇分後、六〇分後、一二〇分後の血中の糖とインスリンの変動を調べている。その結果、EPAを飲んでいると血糖の上昇はあまり変らないが、インスリンの上昇が抑えられることが明らかになった。「おそらくEPAによって細胞の感受性が良くなって、インスリンをたくさん出さなくてすむようになったのだと考えられます。EPAをとっているときととっていないときの差は、たいしたことないように見えるかもしれませんが、毎日三度の食事ごとにこういうことが起こると考えれば、非常に大きな意味があります。今のところインスリンの感受性を良くする薬がないので製薬会社や食品会社の研究所では懸命に探しているところですが。可能性をもつものの一つがEPAなどのQ3系の脂肋酸ではないかと期待しています」Q3系の脂肪酸は、血栓の形成を抑える働きや善玉のHDLコレステロールを増やす働きも報告されている。それに加えてインスリンの感受性を高める働きがあるとなれば、インスリン抵抗性の改善には、もってこいの性質をそなえた食品となる。ちなみに現在、DHAの効果についても試験中である。

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DHA|サントリーウエルネスオンライン
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